犬に着せる洋服の効果


『犬に洋服を着せる』  

ワンちゃんを飼われている方の半数以上が自分の愛犬に可愛らしい洋服を着せてオシャレを楽しんでいます。
町や公園でもお散歩をされているワンちゃんがオシャレな洋服を着ていると「可愛い」や「おしゃれ」と思いつい見てしまいます。

しかし、そう思われる方の反面「可哀そう」や「必要ない」などの意見があるのも事実。
今回はそんな方々向けに、ワンちゃんに洋服を着せるメリットとデメリットをご紹介。
 『犬に洋服を着せる』メリットとデメリット 

 

【メリット】 

  • 季節変化への対応 ワンちゃんは海外で交配された種類の場合、気温の変化に弱いことがあります。寒さが苦手なのは、チワワやトイプードルなどの比較的体が小さく体の熱を発散しやすい犬種。逆に暑さが苦手なのは、短頭種のパグやシーズーとロシアなど寒い国が原産国のシベリアンハスキーなどがあげられます。  

  • 紫外線対策と熱中症 ミニチュアダックスフントなど脚が短い犬種は地面との距離が近いので熱中症になりやすいのでそれを防いだり、短毛種などの犬種は洋服を着せてあげる事によって皮膚へのダメージの軽減に繋がります。  

  • 抜け毛防止 最近ではワンちゃんと一緒に利用できるホテルやレストランなども増えており、飼い主にとっては嬉しい事。ただ、利用するあたりマナーベルトや洋服を着ていないと利用出来ない施設もあり、周りの方への配慮として洋服を着させるのが好ましい場面もあります。 

  • 病気予防 ワンちゃんは人間同様年々体の免疫機能が下がってしまい、体温調整もしにくくなります。その為洋服を着せ体温調節をしてあげたり、お散歩中にダニや虫に刺されない様にする対策としても有効。 

 

【デメリット】

  • ストレスになる場合がある もともとは何も着ずに生活していたのに、急に洋服を着せると拘束されているような感覚になり嫌がるワンちゃんもいます。私たち人間も何も着ていない方が開放的で生活し易いと感じている人も多いですよね? 

  • 毛玉が増えることがある 洋服を着せる事により抜け毛防止になりますが、洋服の材質やワンちゃんの毛並みとの相性で毛玉が増えてしまう可能性も。ブラッシングやシャンプーの際に苦労してしまう場面があるかも。
     
  • 誤飲の可能性 折角着せるのであればオシャレな可愛らしい服がいいですよね?ただ、注意してもらいたいのは服の装飾を誤飲してしまう事です。ショップなどで売られている洋服はシンプルなデザインが多いのですが、それには理由があって、装飾品の誤飲を防ぐ事が目的です。もしご自身でオシャレにアレンジをする場合は、気を付けながら行いましょう。 


まとめ

犬に洋服を着せる事はメリット、デメリット両方あります。
但し大前提として、【犬が嫌がっているのに無理やり着せる】これだけは絶対に止めましょう。
今まで築いてきた信頼関係が失われる可能性も。
私たちの満足のためにワンちゃんは存在している訳ではありません。大切な家族だからこそ、嫌な事はしないと常に意識しながらワンちゃんとの暮らしを満喫してくださいね。