人気のペット『ティーカッププードル』


ティーカッププードルはアメリカで交配され誕生した超小型犬です。

しかし、日本で慣れ親しんだティーカッププードルという名前は正式な犬種ではなく、トイプードルの仲間として分類されています。
トイプードルは大きさによってそれぞれ名前が決められ、スタンダード・プードル(45~60cmの中型)、ミディアム・プードル(35~45cmの柴犬サイズ)、ミニチュア・プードル(28~35cmトイ・プードルよりやや大きい)、トイ・プードル(28~32cmの小型)の四種が公認されています。

ティーカッププードルと共によくペットショップで見かけるタイニープードルは非公認ながら、トイプードルの仲間として扱われています。 

 『ティーカッププードル』の魅力

【小さな体】 ティーカッププードルは小型の遺伝子を持つプードル同士を長い年月かけ交配し、さらに小さいプードル同士の交配によって生まれました。ティーカップに入りそうなくらいちいさなプードルという事でこのように呼ばれており、全ての人を幸せにしてくれるような存在です。 

【元気で飼い主に従順】 もともとプードルは狩猟の場で活躍していた犬なので、学習能力が高くしつけもしやすいのも魅力。 飼い主に従順なので人間の嫌がるようなことはせずほとんどせず、常に元気です。
ただ、他のプードルに比べ飼い主に対する依存心が強いので、かまってあげないとスネてしまう場面も。しかし、甘え上手な点からも子供と遊ぶことにも抵抗が無く、ファミリー層からの人気が高いです。 

 『飼う時』の注意点

ティーカププードルを飼う際に一番注意してほしい点は、購入時です。 

そもそも、ティーカッププードルの販売価格は他のプードルに比べかなり高く設定されています。

その理由は出産自体が難しく1~3匹しか産めず、母犬体も小さいので母乳も少なく育児に手間がかかること。 

また、生まれた際に体が弱く通常サイズより小さくなってしまったプードルをティーカッププードルとして販売されているケースがあるで、購入の際には両親の体格チェックなどをしてからにしましょう。

そうしないと、年月を重ねた時に犬の体が大きくなり将来こんなはずじゃなかったと後悔してしまうかも。 

まとめ

小さくてぬいぐるみのような見た目は女性だけでなく男性も虜にしてしまう可愛さ。 

販売価格は絶対数が少なく希少な種類の為、高い場合は100万円を超える子もいます。
ペットショップで一度抱っこさせてもらうと、その大きさと可愛さに心奪われますので是非一度会いに行ってみてはいかがでしょうか? 

元ペットショップ店員が教えるペット事情