人気のペット『マンチカン』


マンチカンは北アメリカ起源とする猫の一品種で、マンチキンと呼ばれる場合もあるそうです。
犬種のダックスフントやコーギーを連想させる長い全身と短い脚が特徴的な猫。
外見からはあまり動き回らずおっとりした性格かと思いきや、人懐っこく好奇心旺盛なので、かなりのスピードで走り回る意外な一面も持ち合わせています。
大人になっても2~4キロと一般的な猫と比べるとやや小さめなので、ぬいぐるみのような可愛さがあります。 


『マンチカン』の魅力

【チャームポイントの短い脚】 マンチカンの一番の魅力はチャームポイントでもある短い脚です。 この脚は突然変異により生まれた物ですが、運動能力などへの心配は無いそう。 ただ、後ろ脚が短い分跳躍力は他種の猫に比べると劣ってしまいますが、その点もマンチカンの個性だと思います。  


様々な毛色がある 

マンチカンは交配お歴史においてあらゆる猫種を相手にしてきた為、頭の形や毛色の種類が様々存在します。 

一括りにマンチカンと言っても耳が垂れていたり、脚の長さ、毛並みの長さなどバラエティー豊かなのです。
ペットショップで売られているマンチカンもそういった点を加味しながら値段設定がされているので、金額も10万円とペットとしては比較的安い個体から、50万円以上の個体までかなりバラつきがあります。
ただ、高い=可愛さでは決してありません。

飼う方の選んだマンチカンが安い個体であっても、たまたま一般的な評価が低かった可能性があるだけ。あくまでネコちゃんの個性を大切にしてあげる事が大事だと思います。 

『飼う時』の注意点

特に注意してもらいたい事は、手足のケガです。 手足が弱いケガをしやすい猫種なので、滑りやすいフローリングの場合はカーペットを敷いてあげるのも良いでしょう。 マンチカンは物覚えが良く頭も良いので、仮にコードなどの危険物を隠したとしてもすぐに見つけてしまいます。 誤食を防ぐ為にも、マンチカンの手の届かない場所に置く事を心掛けましょう。 また、椎間板ヘルニアになってしまう場合も多いです。 

これは犬種のダックスフントなどにも言える事ですが、手足が短い分ソファやベットなどへの昇り降りの際や滑りやすいフローリングなどを歩いているときは要注意。 

ソファやベットの下には階段状になっているペット用のクッションを設置してあげるのも良いでしょう。 

まとめ

マンチカンは大人になってもあまり体は大きくならず、泣き声も小さいのでマンションでも飼いやすいと言われています。 

チャームポイントでもある短い手足は、逆に病気やケガの原因にもなってしまう。 

病気やケガの事を考えて生活させてあげれば、決して飼い難い猫種ではないのでお互い良い関係が築けると思いますよ。