こんなペットも飼えちゃう『プレーリードッグ』


ドックと名前についていますが、決して犬の仲間ではありません。
プレーリードックは北米が原産国のリス科の動物で、後ろ脚で立つ姿はとても愛くるしい姿をしています。
動物園やふれあい広場で会えるプレーリードックですが、ペットして飼育している人は少ない。
今回はそんなプレーリードックの飼育方法や注意点を紹介したいと思います。

『プレーリードック』の飼育方法

プレーリードックは大きな巣穴で複数の家族が暮らしていて、餌を分け与えたり毛づくろいをしたり、お互いに協力しあって生活する仲間思いの動物です。

飼い始めは憶病になってしまい警戒心が強くあまり良い印象を与えられないですが、次第に慣れてくると餌を受け取ったり自分から近づいてきてくれます。 その為、始めはどんどんコミュニケーションを取り、顔を覚えてもらう事が大切。

また、プレーリードックはその小さな体から野生では他の動物に襲われたりして2~3年程しか生きられないと言われています。

しかし、プレーリードックの実際の寿命はその2倍の6~7年、飼育環境によってはさらに長いのでプレーリードックにとってもペットとして飼育される方にも嬉しいはず 飼育グッズに関しても、ハムスターやシマリスなどの飼育グッズと同じようにゲージや水入れ、すのこや隠れ家を準備するだけなので、比較的準備しやすいと思います。

食事に関しては、プレーリードックは草食動物です。野生では草に付いた虫などを一緒に食べる事によって他の栄養素を補っていました。なので草食動物用のペレットや干し草を与えてあげましょう。ひまわりの種で栄養を補う事も出来ますが、プレーリードックにとっては栄養価が高い為、与え過ぎると太ってしまうので注意。 


注意点

プレーリードックは寂しがり屋な性格で、相手をしてもらえない時間が多いとストレスを感じてしまう事があります。 ストレスを感じると【自咬症】を発症していまい、自分の手や傷ついた自分の体の部位を噛んでしまい、そこから細菌などが入り込んでしまいます。なるべくストレスを与えないよう、こまめなスキンシップを意識したり、2匹以上飼育してするなどの対策が必要。 食事で

一番注意してもらいたい点は、【リス用の餌を与えない】。

リス科の動物なので餌も同じで大丈夫と思ってる方もいますが、それは間違いです。
ちゃんとプレーリードック用の餌も売られているので上手く活用し、健康的な食生活を心掛けましょう。 


まとめ

飼育に関して実はそんなに難しい事が少ないプレーリードック。
お友達のと会話で、「私、プレーリードック飼ってるの」など言ったら、恐らく珍しくて注目の的になる事間違い無し。
可愛らしい見た目のプレーリードックを、是非飼育してみてはいかがでしょうか?