シニア犬

シニア犬の悲劇

犬も歳をとります。

シニア犬になってから、保健所に手放す人がいます。

医療費がかかるのか、何なのかはわかりませんが。ひどいです。

何年も一緒に暮らした犬を、簡単に手放す飼い主の気持ちが、私にはわかりません。

迷子になったシニア犬を迎えに行かない飼い主も多くいます。

愛着があれば当然探しますし、保健所に電話して、それらしい犬がいるとわかれば、

見に行くでしょう。迎えに行かない飼い主は、犬を捨てたのと同じです。


シニア犬の里親

シニア犬に里親が現れることは、子犬とくらべればハードルが高いことです。

歳をとっているので、寿命の問題もあります。

また、別のリスクとして、病気をしやすいということがあります。

そういった、子犬にはないリスクのせいで、なかなか里親は現れないのが現実です。

でも、シニア犬にも良さがあります。


シニア犬のメリット

シニア犬は子犬のようにしつけから始めなければならないのとはわけが違います。

ある程度の事は身につけているます。

また、子犬は騒がしいけれども、シニア犬は大人なので落ち着いています。

そんな落ち着いた犬が好きだと言う人ならば、シニア犬はペットとして悪くないと思います。

シニア犬の持つ安心感と距離感は、きっとあなたに癒しを与えてくれるでしょう。

犬は良き相棒です。

犬は程よい距離で、飼い主を見守ってくれます。

もちろん、飼い主も犬を見守っています。

子犬にはない魅力を、静かにゆったりと楽しむことができるシニア犬を、引き取って一緒に暮らしてみるのはいかがでしょうか。