ペットグッズ 犬用ベッド

快適な場所を探し出す天才

犬も人間と同じです。

寝るときは、少しでも寝心地がいい場所で寝るのがいいはずです。

犬を観察していると、犬にはお気に入りの場所が幾つかあることがわかります。

いつもそこにいて、寝そべって生活していて、眠くなると寝てしまいます。

そこが居心地良く、また、寝心地がいい場所ということなのでしょう。

犬は、温度に敏感です。

たとえ、いつものお気に入りの場所であったとしても、暑くなると涼しい場所の方に退避してしまいます。

犬は、自分にとって一番快適な場所を探し出す天才なのです。


犬にベッド

そんな犬にベッドを与えてみたらどうなるでしょう。

人間ならばベッドがあれば、普通はベッドに寝るでしょう。

しかし、犬は、犬用のベッドを見ても、それがベッドというグッズで、寝具であるという知識がありません。

事実、犬用のベッドを買い与えても、ただの遊び道具になってしまって、そこで寝ることはしない、なんてことがあるといいます。

だから、犬にとって、ベッドとは、その犬が、ベッドとして認めたものでなければならないのです。

犬がそれをベッドとして認めるまで、いろいろなタイプのベッドを買い与えることが必要になるかもしれません。

そして、ベッドとして使われないものは諦めるしかありません。

しかし、直ぐに諦めるというのもくやしいではありませんか。

何とか、犬にベットとして認識してもらう手立てはないものでしょうか。


犬にベッドを教える

例えばですが、ベッドを怖がらず、慣れてもらうために、最初は犬のおやつを置いてあげます。

おやつを食べながら、ベッドを少しずつ好きになってもらうというやり方です。

餌で手なずけるというわけです。

小形犬などの中には、怖がりな犬がいます。

新しいものに興味はありますが、その中に入るのは怖いのです。

そういうときに、おやつを置いておくと、少しずつ慣れてくれるでしょう。

ベッドは幾つかの形態に分類されます。


ボックス型

四角かったり、丸かったりしますが、周りが少し高くなっていて、中に入って寝ます。

これは、犬に合った大きさのものにするといいでしょう。

大きすぎても、小さすぎてもいけません。

寝相の悪い犬は若干大きめの方がいいかもしれません。

ボックス型は囲まれた感じか、犬に安心感を与えます。


ドーム型

これは、ボックス型の後ろが屋根付きになっていて、潜って入るようになっていると考えていただければ形の想像がつくでしょう。

犬は屋根のあるところを好みます。

ベッドの下や、コタツの中など。

ですが、怖がりの犬は、中に入るのを怖がることもあるので徐々に慣らしてあげる必要があるでしょう。


まだ他のタイプもありますが、いずれにせよ、洗濯ができるかが大切なポイントになります。

時々洗ってあげて、衛生的に過ごせるようにしてあげたいものです。

元ペットショップ店員が教えるペット事情