譲渡犬、譲渡猫

保健所に収容された犬猫は、かつては殺処分されていました。

とてもかわいそうなことです。

しかし今は、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)により、

収容した犬の健康を取り戻した上で、譲渡会を通して、譲渡犬、譲渡猫として、里親へ譲り渡す制度の道が開けました。


譲渡には二つのルート


・行政(地方自治体)が扱う譲渡犬猫

迷子犬、捨て犬、飼い主の持ち込みなどで行政の施設に収容された犬猫は

殺処分のグループと、そうしないグループに分けられます。

殺処分されないグループは、栄養価の高いエサをもらい、散歩したりして健康を回復します。

そして、譲渡会を通して希望する家族や人に譲り渡されます。


・民間の動物愛護団体が扱う譲渡犬猫

殺処分する行政施設、劣悪なブリーダーなどから引き取った犬をボランティアの家や

動物愛護団体の飼育施設に集め、健康を回復させ、ある程度のしつけをして譲渡会を通じて希望する家族や人に譲り渡します。


「都道府県名 譲渡犬」で検索

ヒットしたページを見ると、ペットの里親募集と書かれているページがありました。

そこにはこう書かれています。

現在、年間約17万頭にもなる犬や猫が殺処分されています。

ペットの飼育を考えている方は、ペットショップで購入する前に、里親になることを検討してみてくださいと。


まとめ

里親によって殺処分される犬猫の命が救われます。

ですが、里親のことや、里親になるルートが、十分に知られていないのも事実です。

これから、里親制度が良く知れ渡り、もっと活用されるようになればいいと思います。