犬の散歩

犬にとって散歩とはどういう意味があるのでしょう。


運動

野生では、犬はエサを探して走り回っています。

室内に置いてばかりいると、運動不足になってしまいます。

お散歩は、運動となり、肥満の予防と、それによる糖尿病や関節炎などの病気のリスクを減らしてくれます。

また、ストリスの発散になります。


社会性

室内では、毎日同じ環境で生活していますが、お散歩で外へ出ると

知らない人や、自動車、他の犬など、色々なものに出会います。

お散歩をして、色々なものをみて、音を聞いて、匂いをかいで、危険がないと理解すると、怯えたり、興奮したり、吠えたりしなくなります。

犬が、外の環境になれるために、散歩は役立ちます。


コミュニケーション

飼い主が忙しい場合あまりかまってあげられません。

散歩は、犬と一対一で向き合う時間です。

犬が喜ぶお散歩をしてあげましょう。

それは、マンネリの散歩ではなく、時々変化をつけるのです。

普段は行かない道を行ってみたり、途中、休憩をはさんでみたりします。

お散歩を始める前に、感染症予防のため、必ずワクチン接種をしましょう。

ただし、ワクチンプログラムの終了を待っていると4~5ヶ月が経ってしまいます。

子犬にとって4ヶ月までは、社会性を身につけるのにとても大切な期間。

この社会性を身に付ける期間に室内にだけ閉じこもっているといけません。

そこで、抱っこして、他の犬と接触しないようにして、お散歩し、外の環境に慣らします。


散歩の量

無理して散歩させてはいけません。

必要な散歩の距離は犬によって違います。

家の中で走り回っている小型犬は外の散歩は長い距離は必要ないかもしれません。

散歩が十分だと、家の中でうとうとしたり、くつろいだりします。

不十分だと、家の中でも遊びたがります。


散歩は量より質です。犬のために良い散歩をしてあげましょう。