ペットライフ 猫が草を食べるとき

猫を飼っている方の中には、家の中に猫草(ペットプラント)を置いている方も多いと思います。猫は猫草を良く食べますか。

今日は、猫が猫草を食べるとき、それはあるサインである、ということをご紹介します。


食べてはいけない草

もしも、猫が猫草以外の植物も食べるようでしたら注意しなければなりません。

植物の中には毒を含んだものもあるからです。

【食べられない植物】

・スイセン

・アロエ

・ユリ科の植物全般(ユリ、ヒヤシンス、チューリップ等)

・シクラメン

・パンジー

・ツツジ

・アジサイ

など


猫は草が好きなのか

一般的には、猫は、草でも、何でも、食べるという習性ではなく、特定の食物にだけ興味を示すと言われています。

ですから、草を食べるときは、ある目的があるときなのです。

それは、毛玉を吐きたいときです。

もう、ご存知とは思いますが、猫は、自分のからだを舐めて毛づくろいをします。

そのとき、抜け毛を飲み込んでしまうのです。

飲み込んでしまった毛は、吐き出さなければなりません。

そのため、どうするかと言うと、草を食べ、草と一緒に吐き出します。

そういう目的があったのです。

では、ほっとけばいいのかというとそうではありません。

猫が毛玉を吐くことが少なく済むように、ブラッシングをしてあげることが一番です。

ブラッシングをすることで、ブラシで抜け毛を取り除くことができ、猫が飲み込んでしまう毛の量が少なくなるのです。


ブラッシングを嫌がる猫の場合

少しずつ慣らしていきます。

慣らし方はこうです。

ちょっとだけ、ブラッシングをしてすぐ止めます。

そしてご褒美をあげます。

また次のとき、前よりもちょっと長い時間ブラッシングをして、またご褒美をあげます。

そうして、少しずつ慣らしていって、ちゃんとブラッシングができるように躾けます。


サインを見逃すな

どうですか。猫の草を食べるという行為の陰には、毛玉の問題が隠れていました。

これからは、草を良く食べているようでしたら、抜け毛をたくさん飲み込んでしまっているのかもしれません。

ブラッシングをしてあげてください。