犬と家族になって気づくこと

犬をペットとして飼うまでは、犬に特別の関心はなかったと思います。

そんな私ですが、一匹の子犬を家族に迎え入れることになります。

これによって、いままで知らなかった多くの事に気づくことが出来きました。

今日は、その幾つかの事を皆さんと分かち合いたいと思います。


世界で一番喜んで「お帰りなさい」

家に帰ると、犬はドアの向こうに待っています。

飼い主が帰ってくる物音を聞き逃さないのです。

ドアを開けると、しっぽを振って、立ち上がって、大喜びで抱きついてきます。

そして、顔を向けると顔をなめてくれます。

とても、うれしそう。

そんなに私に会いたかったのかと、少し戸惑ってしまうくらいです。

こんな熱烈な愛情で、喜びを全身で表現しながら、出迎えてくれる生き物が、他にいるでしょうか。

世界で一番喜んで「お帰りなさい」を表現するのは犬だと思います。


ソファに上がって甘えたい

人が忙しくしているときは、犬は遠くで見守っています。

ソファに座ると、暇になったことが、犬には分かるのです。

座っている横に飛び乗ってきます。

そして、撫でてくれとせがみます。

犬とのコミニュケーションの時間です。

犬にはボディタッチの時間が必要なのです。

触ってあげることで、犬はとても満足そう。

かつて、聞いたことがあります。

人に撫でられているときは、犬は舌でなめられているように感じていると。

この話の真偽のほどはわかりませんが、犬は舌でなめ、人は手で撫でる。

同じ意味です。


おやつを手渡しても手はかじらない

犬は飼い主から手渡しておやつをもらうことがあります。

手のひらにのせると、舌をつかって、からめ取って食べます。

つまんで渡すと、最初はかじって、指の近くにくると、なめり取ります。

けっして、手をかむことはありません。

飼い主に怪我をさせないように最大限に気を使っているのです。

そういう食事のエチケットは、どこで習得するのだろうと不思議に思います。

また、犬の相手を思う気持ちに感心させられます。