ペットロスとお彼岸

秋のお彼岸が、9月20日から9月26日に到来します。

このお彼岸に、可愛がっていた犬や猫に何かしてあげれることはないでしょうか。

ペット用の仏壇などは無くても構いません。

そのような物は、かえって悲しくなるという人もいます。

ごはんと水を供えてあげて、写真に話しかけてあげるのはいかがでしょうか。

飼い主が安らいだ気持ちになれることが大事だと思います。


りきまない

家族同様に過ごしてきたペットが死んだときは、いつかは別れの時が来ると知っていたはずですが、そのときになると、動物の寿命は人の寿命からみると、何と短いのだろうと感じたりします。

当時はペットの死をなかなか受け入れられなかったかもしれません。

しかし、時間が経つにつれ、徐々にその死を受け入れることができるようになります。

死んだペットに対するお彼岸のお供えも、その死を受け入れ、理解していく儀式となります。

ペットが生きていた頃にしていたしぐさや行動を思い出すことがあります。

思い出すこと自体は、悪いことではありません。

自然に任せること。早く立ち直ろうと、あまり、りきまないことです。


気をまきらわす

ただ、何もしないでいるのはよくありません。

簡単な作業に集中して、気をまぎらわせるのがいいです。

そのほうが回復か早いといわれています。


心の整理がついていく

お彼岸でペットの写真に向かってお話しするのは、ペットのことを思い出す、格好の機会になります。

押し殺していた思いを吐き出してしまってかまいません。

死にそうなときは苦しかっただろうけど、今は苦しみのない世界に救われていると思えることが、私たち、飼い主のほうの救いにもなります。

ペットに手紙を書いてあげるのもいいです。

書き終えることで、心の整理がつきます。

皆様、お彼岸に墓参りに行かれると思いますが、そのとき、ペットのことも思い出してあげてください。

それが供養になると思います。